2003-12-15 序論 人間は自然があってこそのもの。 知識と力は合わさって一つのもの。 科学や論理は新しいことを発掘するものではなく、既に発掘されたことを秩序立てるためのシステムである。 人間は自分自身を過大評価しすぎている。 人間の考えには何一つ確かな事は無い。例えば重いとか軽いとかいうのは根拠が無く、定義の無いものである。これは論理的なものでも物理的なものでも同じだ。 正しさはいわゆる演繹法によってではなく、帰納法によって証明される。 感覚と特別な事象から、最後に公理を導く方法が本来あるべき方法である。