序論

  1. 人間は自然があってこそのもの。
  2. 知識と力は合わさって一つのもの。
  3. 科学や論理は新しいことを発掘するものではなく、既に発掘されたことを秩序立てるためのシステムである。
  4. 人間は自分自身を過大評価しすぎている。
  5. 人間の考えには何一つ確かな事は無い。例えば重いとか軽いとかいうのは根拠が無く、定義の無いものである。これは論理的なものでも物理的なものでも同じだ。
  6. 正しさはいわゆる演繹法によってではなく、帰納法によって証明される。
  7. 感覚と特別な事象から、最後に公理を導く方法が本来あるべき方法である。