CPU実験感想

100MHz CPU + そこそこのコンパイラで25秒を叩き出した班が一位。個人的にはMinCamlをベースに最適化をかけまくったコンパイラを書いていた人に一位を上げたいのだが、まぁ最終的にはチームのタイムが勝負なので仕方無いですね。

しかし「MinCamlの改造」というのにちょっと引っかかった。確かに「最初からコンパイラのコードが動いている」という事自体がもう凄い事なので、それを改良するという方策が一番楽だし安全。来年も同じであれば僕も絶対そうする。でもですよ、「C++コンパイラを半年間書き続けて玉砕した人」の方が「MinCamlをちょこちょこっと改良した人」よりもなんか格好良く見えたんですよねぇ。いやまぁ確かに動いてはいなかったようなんですが、最初から自分で全体を設計する事によって「MinCamlが何故こういうデザインになっているか」「どこのデザインが駄目だったか」とか色々考えたんじゃないかなぁと思います。既にコンパイラが有るというのも、嬉しいのやら悲しいのやらって感じですね。ハードウェアの方はプロトタイプが既に有るとかそういった事は無いようです。

何はともあれ、3年生の方々とりあえずお疲れさまですた。